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闇の箱

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□ 『研修』 □

『研修』 08 リペア(18)

「ふう…っ」
 若い男は射精が落ち着いてからしばらくして、少女のなかからペニスを抜いた。射精したばかりで敏感になったペニスは、精液と愛液で滑りを増した膣の襞に擦られて、若い男に名残の快感を与えた。
 少女は、若い男の肉棒が抜かれて、胸を掴まれていた腕が放されると支えを失い、たまらずに崩れ落ちた。膝を着いて、膝に置いていた手も着いて、四つん這いでかろうじて踏みとどまったが、しばらくは荒い息をついていた。
 若い男には、四つん這いになった少女の尻と、その谷間から零れ出てくる自分の子種がよく見えた。足下に蹲る少女の姿は、若い男の征服欲を充分に満足させたが、そのまま寝転がらせてしまっては仕事にならない。
「おい」
「っつっ…」
 若い男は少女の尻を軽く蹴飛ばして、注意を引き戻した。
「休んでんじゃねえ。おまえの好きな白いのをくれてやったんだ。心を込めてきれいにしろ」
 少女は、体力が奪われた身体を引き摺り、四つん這いで身体の向きを変えて、男に向き直って言った。
「あ、ありがとう、ございました…きれいに、させていただきます…」
 少女は膝立ちになって、精を放って脱力した若い男の陰茎と向かい合った。最初に少女が口に含んだ時よりもやや垂れ下がり気味になっていたが、自分自身の精液と少女の愛液に塗れてぬらぬらと光るその姿には、また別の凄味があった。
 少女は陰茎に手を伸ばそうとしたが、床に着いた手に塵や埃が付いていることに気づいた。軽く手を擦り合わせてみるが、それできれいになるはずもない。躯を使われているうちに、自然と最初の位置から動いてしまっていて、男の椅子の下に置いてあったタオルにも手が届きそうにない。少女は意を決して頭を下げ、見上げるようにして口を開けて、垂れ下がりつつある陰茎を直接咥えた。
 初めて味わう若い男の精液は苦く、空気に触れて既に青臭い匂いがしていた。またそれが少女自身の躯が分泌した液と混ざり、涙が出そうな味がした。同じ精液でも、これまで飲んできた男のものとはだいぶ違っていた。この若い男のもののほうが粘りけがあり、舌に絡みついてくるようだった。口の中に唾を溜めて、そこで濯ぎ洗いをするようにしながら、精液の固まりをひとつひとつ舌で拭い取っていった。
 その途中で、少女は内腿に冷たいものを感じた。胎内に出された精子と愛液が零れ出て、内腿を伝って垂れていた。頭では解っていても、中に出されたことのショックは大きかった。けれども、心のままに泣くことはなかった。そんな自由はなかった。どうせこの床に垂れた精液も、あとで舐めることになるのだろうし。

 お清めが終わり、若い男が満足して立ち去ると、少女はまた四つん這いになって男の元に戻った。男は椅子に座ったまま、少女のことをじっと見下ろしていて、何も言わなかった。その沈黙が、少女は何よりも怖かった。
 怒られる覚悟は出来ていた。若い男の言うことに答えられなかったし、満足に奉仕できたとは自分でも思えなかったからだ。どれほど酷く怒られても、惨い罰を与えられても堪えられるように、少女は心をぎゅっと硬くしていた。男の言葉は常に少女が予想だにしないことばかりで、どれほど覚悟をしても慣れると言うことはなかったが、だからといってへらへら笑って受けることはできなかった。目を逸らしたり瞑ったりするとまた怒られるので、せめて心を閉ざして、男の言葉を待った。しかし男はなかなか口を開かなかった。あまりにもお沙汰がないので、少女は不安になった。心構えを続けるのはそれだけで精神を疲労する。どうぜ怒られるなら早くしてほしかった。何を言われるかわからない恐怖や不安よりは、現実になった痛みや苦しみの方がよほどマシだからだ。少女は、懇願の眼差しで男を見上げた。どんなことでもいいから、何か言って欲しい。少女は今や完璧に、男に依存していた。
 たっぷりと少女に不安を与えた後、男はおもむろに口を開いた。少女の顔を見ようとはせず、視線は遠くを向いたままだった。
「どうだった、あいつのは」
「え…ええと…大きかった、です。それに、硬くて…」
「俺の年寄りちんぽとは比べものにならなかったろ」
「え、い、いいえ…そんな…」
「いいよ、当たり前だ。けど若いのは辛抱が足りねえからな。すぐ出しちまう。だろ」
「は、はい…」
「やつのはどんな味だった?」
「苦かった…です。ちょっと、しょっぱくて」
「そりゃあ、おめえのマン汁じゃねえのか」
「う…は、はい…」
「苦いのと、他にはなんか違ったか」
「…ねばっこくて、べろにからみついて、なかなか飲み込めませんでした…」
「若えから、精子が元気なんだろうな。なあ、今も、おめえのマンコのなかで、あいつの精子くんたちが泳いでるんだよな。けなげにもな」
「はい…」
 少女は、そのことを想像すると陰鬱な気持ちになった。妊娠はしないと、頭で解っていてもだ。
 少女はここに来てからずっと、ピルを服用していた。研修中に調教師の子を孕んだりしたら、商品価値がなくなるからだ。なので、少女の膣内の精子がいくら頑張ろうとも、卵子がお出ましになる可能性は低かったし、そもそも粘液に阻まれ、子宮に入ることも難しかった。そのことは少女にも伝えられていた。ただでさえ過酷な研修の中で、毎回妊娠の恐怖に怯えていては、精神の疲労が限界に達してしまうだろうからだ。それは少女にとって、微かな救いだった。明日をも知れぬ身において、妊娠しないことが何の意味を持つのかは少女自身にも解らなかったが、とにかくほっとした。好きでもない男の子供を宿したくはない。牝と呼ばれるようになっても残る女性の心理であった。ただしそれは根強く、未だに膣内に熱い精子を感じる度に、妊娠の二文字が頭を過ぎることは避けられなかったが。

 少女の葛藤をよそに、若い男は何も頓着せず膣内に射精していった。若い男も、それまで一面識もないこの少女が、妊娠の心配が無いことは知っていたのである。ピンクの首輪をしていたからだ。ピンクの拘束具は、膣内射精が可であるという証であった。大部屋では多くの奴隷が行動をともにするため、拘束具の色で奴隷の状態把握をするようになっていた。髪型や体勢によっては見逃されることもあるため、首輪に加えて、両手両脚の五箇所に装着することが義務づけられていたのだった。
 ピンクの拘束具は膣内射精可、つまり非処女であり、生理中ではなく、挿入まで調教が進んでいて、ピルの服用が確認されているという状態の証だった。数種類ある中でも一番淫卑な色であった。ピンクを着けている奴隷は、担当調教師の許可の範囲内であれば、自由に躯を使っていいことになっていた。これは調教師同士の娯楽のようにも思えるが、研修において欠かせない重要な制度であった。なぜかといえば、調教師一人では精子の量が足りないからである。
 このハウスの奴隷は、性的奉仕を使用目的として買われることが大半なので、男性を射精に導けることは必須技能である。それを身につけさせるためにさまざまな研修を行っている。研修内容は主に実地訓練であり、調教師が体を張って練習台となって試験し指導している。しかし、いくら調教師が百戦錬磨の女誑しであろうとも、一日に射精できる回数は限られる。歳を取れば尚更である。それでは奴隷の訓練にならない。その為、精力が余っている調教師は、足りないところに提供することが望ましいとされていた。
 皆がそれぞれの奴隷に付きっきりなのに、余るなどということがあるのかと思われるだろう。しかし、すべての牝で射精ができるというわけではないのである。このハウスは年若くして奴隷になった者が多く、牝の場合は処女のまま入荷する牝奴隷が大半である。処女は高値で取引されるため、研修において破瓜させてしまうことは厳禁であった。研修中の事故であれ、乱交における誤認であれ、手を出した者は即座に処分された。処女には赤い拘束具が義務づけられていたが、これを血の赤であると囁かれていた。
 だからといって、性交経験もない初心さでは、口や手での仕方を心得ているわけもなく、初めのうちは満足に奉仕させることもできない。もちろんそんな未熟な刺激であっても、その気になれば射精できないわけではない。しかし、巧く出来てもいないのに射精してやっては、訓練にならない。なので、そういう奴隷を担当した調教師は、しばしば欲求不満を抱えて、ピンクの奴隷の躯を使いに来るのだった。
 また、同じ調教師ばかりを相手にしていると、なんとかのひとつ覚えになってしまう。それでいいのならば、そもそもこの少女のように既に男を知っている中古品は、右から左へ転売してしまってもかまわないことになる。そうではなく、これまでの主人とはかけ離れた嗜好や性感を持つ主人をも満足させるだけの技量を身に着けなくてはならなかった。牝だからといって男性客に買われるとは限らない。女性のレズパートナーとして購われることもある。その為にも、老若男女様々な、なるべく多くの調教師と当たって経験を積むことが望ましかった。男が、大部屋での調教に切り替え、若い男にすんなり少女の躯を使わせたのはその為だった。

「あいつも自分の牝がいるのによ、ちゃんと精子をおめえに出してくださったんだよな」
「はい…」
「そのことを、おめえはどう思ってるんだ」
「…ありが…たいです。ほんとうに」
「ホントか」
「は…はい。わたしの…ために、お…相手してくださって、満足してくださって、ありがたいし、うれしかったです」
「そうか」
「はい…。ありがとう、ございました」
 少女は男に頭を下げた。しかし男は意に介さず話を続けた。
「けどよぉ」
「…はい」
「おめえがいただいた精子くんたちは、マンコの中で死んじまったり、おめえの腹の中におさまっちまったりしてるんだよな」
「はい…」
「言ってみりゃ無駄死にだよなあ。おめえじゃなくて、嫁さんにでも出してやりゃあ、もしかするとガキになったかもしれねえのになあ」
「…は、い…」
 少女は一瞬、血の気が引いた。自分が舐め取り、飲み込んだのが紛れもなく子供の素であることを思い出し、自分がその子を殺したかのような気分に囚われたからだ。
「だからな」
 男は、顔色を変えた少女の顔をはじめて見て、目を合わせて言った。
「おめえみたいな牝の躯を使ってくださって、精子を出してくださるってのは、ありがたいことなんだぞ。無駄だとわかってるのに、それでもおめえが良いって言って、くださるんだからな」
「はい…」
「だから、ありがたくいただけ。そんで、感謝の心を忘れずに奉仕に励むんだ。わかるか」
 男は、一言一句噛み締めるようにして、少女に教え諭した。
「はい…。わかりました…」
「よし」
 男は、口の端で笑みを浮かべて、少女の頭を撫でた。その途端、少女の目から涙が滲んだ。
「す…すみません」
 涙が零れて、止まらなかった。胸に温かいものを感じた。
「いい。まあ少し休め」
 涙を必死で拭う少女の頭を、男は撫で続けた。何で泣いているのかわからなかったが、少女は悪い気分ではなかった。男の手を頭に感じながら、少女はしばし泣き続けた。

 男の言うことで、少女が哀しんだり嬉しがったりする謂われは、冷静に考えればまるで無かった。確かに男の側からしてみればそうかもしれないが、少女にとって精液は、男に犯された忌まわしき証拠であり、禍々しい妊娠のおそれの原因であり、しかも不味い汁でしかなかった。それを尊べと言われても、以前の少女ならふざけるなと言ったに違いない。しかし今の少女にとってその言い分は、受け入れるにふさわしい正当性をもっていた。男がそう言ったからである。ずっと黙っていた男が、やっと言ってくれたことだからである。男が頭を撫でてくれたからである。それだけで、今の少女には充分だった。
 そのように少女を納得させることが、先ほどからの男の狙いだった。怒られると身構えていた者を怒っても、意味はない。心を頑なにしていては聴く耳をもたないからだ。そもそも、叱責して萎縮させた後に、過酷な訓練メニューを課すような力業では、こういった心構えを身に着けさせることはできない。ゆっくりと刷り込むように納得させてやらなければならないのである。それを効果的にやるために、男は少女を無視し続けて不安を煽ったのだった。そして少女が男の言葉を渇望している状態になったときに、穏やかに言い諭して虚を突いた。意表を突かれた少女は、素直に男の言葉を受け入れてしまったのである。
 それに加えて、精子が死んでいく様を引き合いに出すことで、少女に罪悪感を植え付け、肝を冷やさせた。そこで、どうすればいいかという方法を具体的に示してやった。少女はまさに、地獄において助かるための蜘蛛の糸を見たような気分になっただろう。冷静さを欠いた少女の心は、それを一縷の望みとして受け入れてしまったのだった。頭を撫でてやったのは余計なサービスだったが、不安と恐怖の中において、その愛撫の有り難みは何倍にもなっただろう。それに感じ入って、少女は泣いてしまったくらいなのだから。
 こうして、躯を使っていただくこと射精していただくこと奉仕させていただくことを有り難く思うようになり、恭しくすべてを受け止める心構えが出来れば、下地ができる。あとは幅広い相手との経験を積ませて、技術を磨かせる。そして奴隷にふさわしい礼儀作法を身に着けさせて、研修は完了するのである。




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Date:2010/11/23
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Thema:官能小説
Janre:アダルト

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