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闇の箱

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□ 『研修』 □

『研修』 08 リペア(5)

 少女の身がびくりと跳ねた。それは少女と“お父様”だけの秘密だったからだ。
「オトウサマに揉んでもらって、おっぱいもこんなになったんだろ」
 男は再び、少女の胸を掴んだ。それは年の割には豊かで張りがあり、男の手を楽しませる弾力のある乳房だった。
「はっ…やっ…んっ…」
「オトウサマのちんぽをぶちこまれて、毎晩まんこヌレヌレにしてたんだろ」
 言葉と共に、手を少女のクリトリスに伸ばした。
「んんっ…だ、だめ…んっ」
「オトウサマとアイシあってたんだよな。ちんぽをなめながらまんこをなめてもらって、いつも我慢しきれずに先にイッちまってたんだろ」
「なん…で…」
 少女の顔は血の気が失せていた。男は顔を上げて、幽霊を見るような目で自分を見ている少女の目を真正面から見つめて言った。
「知ってるよ、おめえのことなら何でも知ってる。買ったときにみんな教えてもらったからな」
「うそ…」
「本当だよ。ああ、聞き間違ってるところがあるかもしれねえな。違うところがあったら言ってくれや」
 男は、括り付けられている少女に並ぶようにして立ち、首の後ろに手を回して肩にてをかけた。少女の目に映り無視できないところで、指を折って話し始めた。
「はじめてオトウサマとヤッたのは七月三日、十一歳の誕生日だったよな。生理がきたのはその三日後の六日だっけか。手を着けたばかりの娘がいきなり生理で、オトウサマはがっかりしたんだったなあ」
 少女の目は大きく見開かれ、身体はさきほどまでの寒さとは別に震えだした。なぜそれを、なぜそれを知っている。少女の頭は今日一番の混乱に陥った。
「ああ、ちょっと違うか。初潮だって言って喜んで、まんこから流れてくる血をきれいに舐め取って、それからナプキンをしてくれたんだったな」
 誰にも言ってはいけない。誰にも言ってはいけないお父様との秘密を、なぜこの男は知っているのだ。男の言葉が真実であることを、少女は認めたくはなかった。
「いつだったか、生理で腹がいてえってのに、オトウサマのちんぽがほしくてたまんなくて自分からくわえ込んで、ベッドが血まみれになって貧血で倒れたこともあったんだってな」
 違う。あれは、おちんちんを入れる直前に生理がきて、お父様があまりにも残念そうな顔をされたから、わたしが無理をいって…。そう思ったが、口には出さなかった。
「ああ、そうだそうだ。ガキの頃はベッドの上でもよく漏らしてたんだよなあ」
 少女が今一番言われたくないこと、男にとっては切り札がようやく持ち出された。
「イッたときにぴゅーぴゅー漏らしちまうから、罰としてしばらくヤる前に風呂場でしょんべんしてたんだろ。オトウサマに見てもらって」
 そう。少女は初めてではなかった。裸で排尿をするのも、人に見られるのも。それがセックスの記憶と密接に結びついているのも本当である。けれどもそれはあくまでもお父様だけとのことで、こんな見ず知らずの男の前でしてはならないことだった。
「それが嫌で、寝る前には何も飲まないようにしてたんだろ。いい子だねえ」
 少女自身も、そんな幼い日の決意は忘れかけていた。それに、それは結局無駄だったのだ。少女の“お父様”は、娘の放尿を見るのが楽しみになっていて、出ないと娘が言い張るときには、サイドボードにあったカクテル用のフルーツジュースを飲ませて出させることもあったからだ。

「…まあ、そんないい子ちゃんでもな、飽きるときは飽きるんだよ」
 男は少女から身体を離し、正面に立って顔を上げさせ、視線を合わせた。
「父娘ごっこはもう終わりだ。わかっただろ、てめえが玩具だってことは。普通の親が娘にすることじゃねえのは、わかってただろ」
 確かにわかっていた。学校で友だちと話をしたときに、ちょっとえっちな記事のある雑誌を見たときに、わかっていた。
「おめえは奴隷だ。前のご主人様に飼われてたときは、娘の振りをしてりゃよかったかもしれねえが、もうそうじゃねえ」
 疑問に思いながらも、お父様を受け入れ続けたのは、幸せだったからだ。お父様は優しかった。昼も、夜も。お父様のすることに間違いはなかった。いいかげんな雑誌や、こういう幸せを知らない友だちよりも、お父様のいうことは絶対だった。逆らって棄てられるのが怖かった。元いたところに戻るのが……モトイタトコロ…?
「おまえは売られたんだ。今日からは俺がご主人様だ。俺がその甘っちょろい根性を躾け直して奴隷らしくして、また別の可愛がってくれるひとの所に売ってやる。いい人に買われるかどうかは、おまえ次第だ。駄目なら、早いうちにばらして売りさばいた方がまだ儲けがでるから、しっかりやれ。わかったか?」
 少女の目から、涙が溢れた。恥ずかしさでも悔しさでもなく、哀しみが襲ってきて涙が止まらなかった。少女はわかってしまった。頭は混乱したままでも、心がわかってしまった。自分が奴隷であること。もう“お父様”に会うことはないのだと。
「ちっ…」
 男は舌打ちをすると、作業服のズボンのカーゴポケットに手を入れた。先ほどの少女のしぶきがかかっていたが、中のものはさほど湿ってはいなかった。
 それは黒光りする革でできた首輪だった。
「わかったなら、これを咥えろ。おまえの首輪だ」
 男は少女の口元にその首輪を突き出した。
「それは、おめえが奴隷だって意味するもんだ。それを着けたら、その鎖を外して、風呂に連れてってやる。立てなくてもかまわねえ、ここでは奴隷は犬のように歩くんだ。もちろんつけなきゃ、このままだ。どうする?」
 少女は、涙で霞む視界と、もやのかかったように混乱した頭で、それを見た。分厚い黒い革と丈夫そうな金具で造られた首輪は重厚感があり、強烈な印象を少女に与えた。それは寄る辺も行く道も無くなった少女には、唯一のものとして、むしろ頼もしくさえ思わせた。
はむ…
 少女の桜色をした唇が大きく開かれ、黒光りする首輪にかかった。

 少女は、お父様の娘であることを辞めた。
 少女は、ひとりの奴隷になった。




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Date:2010/05/02
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Thema:官能小説
Janre:アダルト

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